サウナダイエットの効果

肥満の危険性

肥満は各年代層において最も多い悩みのひとつとなっています。肥満はスタイル上の問題もさることながら、それにも増して、いろいろな病気や傷害に陥りやすいということも重大です。

 

肥満になるとまずは大きな体を動かすため疲労しやすくなり、回復にも時間が掛かるようになります。もちろん同時に心臓に大きな負担も掛かるので、動悸や息切れを起こしやすくなり、高血圧になる確率もぐんと上がってしまいます。

 

体重が重いので体を支えている腰や足にも必要以上の負担となり、腰痛、ねんざ、骨折、股ずれなどを起こしやすく、結果いよいよ運動不足にもなっていくのです。

 

病気関係では、血液中にコレステロールや中性脂肪が増えることで、高脂血症や動脈硬化の可能性が高まり、そのまま放っておくと心筋梗塞や脳梗塞へと発展する危険性もあります。

 

肝機能が悪くなるのは暴飲暴食からで、過度の肝臓の負担から機能が低下し、肥満者の半数以上は肝臓に脂肪がたまる脂肪肝であるとされています。

 

又、インシュリンの分泌異常が起こって糖尿病にかかりやすくなるのも肥満の特徴です。特に女性は婦人科系の病気にもかかりやすいということで、卵巣機能異常からホルモン分泌が悪化し、月経異常や月経不順、不妊、子宮ガンや卵巣ガンにかかりやすくなるといいますから、肥満は健康を損なう大きな問題なのです。