サウナダイエットの注意点
サウナはダイエットには確かに効果的で、その上ストレス発散や疲労回復にも高い効果が期待できるということでお勧めのダイエット方法ですが、注意しなければならない点もあるのでお話ししておきましょう。
それは温冷交互浴などの方法は、血圧の急上昇などが起こりやすいということで、それだけ血管にかかる負担も大きくなります。時として心臓疾患や、脳疾患を引き起こすきっかけにもなる場合があり、中高年で肥満の人などは特に注意が必要となってきます。
普段から病院の診断で動脈硬化の進行や、高血圧が確認されている人は、過度のサウナダイエットは行わない方が賢明だといえます。
一般的なサウナダイエットの方法は、サウナで効果的に汗をかいて代謝を高めることで、サウナに１０分程度入って汗を出し、外気浴や水浴びなどで冷却して10分程度の休息時間を取り、その日の体調に合わせてこれを数回繰り返しますが、あくまでも目安ということで、初めての人は時間を短くするなどして無理をしないことが大切です。
日本のサウナは温度設定が高く、上段では100度近くにもなっていることもあるので、はじめのうちは下段の70～80度位の位置がいいでしょう。大量の汗をかくので、一時的に体重は減少しますが、これは本来の脂肪燃焼によるダイエットとは関係がないので、しっかり水分補給をしてください。